外壁塗装業者を依頼する際に、悪徳業者に騙されないためのポイントを紹介します。外壁塗装を依頼する機会はめったになく、費用相場や施工内容がわかりにくいため詐欺に遭う可能性があります。信頼できる外装業者を見極めるためのポイントについてまとめました。
外壁塗装では、訪問販売や飛び込み業者による法外な費用請求、過度な低価格施工による欠陥工事など、詐欺まがいの事例が発生していることも事実です。
外壁塗装は、業界で一律の価格が提示されておらず、費用相場や施工内容に精通していない素人は騙されやすい傾向があるといえます。
適正な外壁塗装をするためには、事前の調査に十分な時間と手間が必要。しかし、悪徳業者といわれる一部の業者は15分程度外回りを見ただけで見積依頼書を作成することもあります。
また、外壁の状況診断もせずにどんな目的でどのレベルの塗料を使用するかも明らかにしてくれません。
キャンペーンや一部無料施工など、低価格を目玉に無理やり契約を迫る業者もいるため、価格の安さだけで即決せず十分に吟味することが大切です。
信頼できる外装塗装業者を見極めるポイントには、施工技術の高さ、適正価格、アフターフォローの充実の3つが考えられます。
見積書で施工内容がどんなに素晴らしいものでも、実際に施工する職人の技術が劣っていれば欠陥施工になってしまう可能性もあります。
また、下請け業者に依頼する必要がある場合は利益を多く設定する必要があるため、手抜き工事になってしまうこともあるでしょう。
完全自社施工であれば、コストの削減や責任施工が期待できます。
さらに、施工後の万が一の不具合への保証、定期的なメンテナンスに迅速に対応していることも優良業者を見極めるポイントといえるでしょう。
外壁塗装の業者を選ぶ基準のひとつに見積依頼書があります。外壁塗装では、契約書や保証書の前に見積依頼書を提出するのが一般的です。
業者によっては、施工内容が簡単にまとめられていて一式として費用請求がなされていることも少なくありません。
また、塗装範囲や使用する塗料名などが不明なものも後にトラブルの元となることもあるでしょう。
十分な事前調査を元に詳細、明瞭に書かれている見積依頼書を作成する業者であれば信頼度も高くなります。
費用の根拠や診断書、状況を示す画像や動画などを提示してくれる良心的な業者を選ぶようにするといいでしょう。
施工後の保証内容についても事前に確認しておく必要があります。
外壁塗装を施工する業者の選び方として、3つの信頼ポイントを満たしているかどうかに着目するようにしましょう。
その1つが自社施工であるかどうかです。依頼した業者が信頼できても実際に施工する下請け会社の施工品質が劣っていることも少なくありません。自社施工なら契約から引渡しまで責任施工が可能です。
2つ目は国家資格を所有するスタッフの在籍の有無。建築塗装技能士・建築施工管理技士がいる業者であれば施工技術が高いと判断してもいいでしょう。
3つ目は施工後の保証が充実しているかどうかです。業者によっては1年に1回の定期点検をするところもあります。
これらの信頼ポイントを満たした業者について複数の相見積もりをして検討することをおすすめします。
さいたま市内対応の外壁塗装業者20社を調査し
・完全自社施工
・国家資格保有者の複数人在籍
という品質に信頼を置けるポイントから厳選した2社を
保証年数の長さ
で比較しました。